2025自キー活動振り返りなど
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2025 の22日目の記事です。
アドベントカレンダーにかこつけて書いている、年1回の振り返り記事です。
「コイツこんな活動してたんだな」程度の軽い気持ちでお読みください。
今年の制作物
HOOK64 & HOOK49

テンキーあり版の HOOK64 と、テンキーなし版の HOOK49 があります。
画像のは開発中のやつでわざと付けてないですがProMicroの下にロータリーエンコーダをつけることが出来ます。
あとProMicro以外にKB2040(Type-C接続)にも対応してます。
簡単に言ってしまうと、以前作成した HOOK69 の日本語配列版 です。
HOOK69 を開発した当初、日本語配列も検討していましたが、
当時はロープロファイルの日本語配列キーキャップが存在せず、断念していました。
時が経ち、Keychron から
日本語配列対応のロープロファイルキーキャップ
が単品で発売されているのを発見。
「これなら当初の案が実現できるのでは?」と思い立ち、設計を開始しました。
……が、こいつが曲者でした。
このキーキャップ、スタビライザー部分の取り付け位置が意図的にズラされており、
通常の位置ではスタビがハマらないという仕様。
さらに、Keychron で採用されているロープロファイル用スタビライザーは
単品販売されていないため、他製品で代用する必要がありました。
解決策として、通常の MX スタビライザー を使用し、
ロープロファイルに対応させるため PCB に直接取り付けるのではなく、
基板側に穴を開けてケースに直接固定し、高さを調整する方式を採用しました。
スタビライザー位置のズレについては詳細情報が公開されていないため、
実測と試作を重ねて対応しています。
苦労した結果、現状唯一の日本語ロープロファイル自作キーボード ではないかと思います。
現時点での頒布は、夏コミ(C106)と今度の冬コミ(C107)のみです。
Booth での頒布も検討していますが、発送周りの問題があり、
まだ実施できていません。
うまい手段を思いついたら、来年実施したいところです。
頒布にあたり、事前に使用感想が欲しかったため、
テスターを募集し、感想を投下していただく施策を実施しました。
こちらから 3 名の方を選出し、お願いしています。
頂いた中でも、すこやかむいむいさんによる試用レポは
熱量が入りまくっていて、頂いたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。
ぜひお読みください。
イラストの仕事でHOOK69を日常的に使用している立場から、電脳甲板工房様の新作キーボード「HOOK64」をテスターとして試用させていただきました。
— 百々山やもり@6/7コミティア156 (@momoyamayamori) 2025年8月9日
描き手目線での使い心地を中心にレビューしています。
液タブユーザーの方にとって参考になれば幸いです。#C106 https://t.co/Y6NhvI1kAJ pic.twitter.com/7ggv3yMkQM
■液タブ用キーボード「HOOK49」のレビューです!
— 森キノコ★4/29コミ1☆28「G01a」★5/3MBF★5/6スパコミ (@morikinoko8888) 2025年8月9日
テスター募集→選出後に九嶋 八(@kushima8 )さんからお借りしました!
(レポ漫画描きたかったけどコミケ前で時間がなかったので文章レビュー…!)
■液タブ専用設計なので、縦の幅がキー3段分しかないのが最大の強み。… pic.twitter.com/zd2Dt1qRoP
イベント参加
キーボードマーケットトーキョー2025(キーケット2025)
仕事が忙しすぎて新作の準備もできず、既存品の頒布のみだった記憶があります。
この時期は毎年忙しいので、来年はどうにかしたいところ。
天下一キーボードわいわい会 Vol.8(天キー Vol.8)
クワッドボール版 Reex56 が「ナニコレ?」とよく聞かれた覚えがあります。
まあ実証実験機なところもあるので、「4つもいらんよな」というのは自分も同意です。
C106
新作として HOOK64 / HOOK49 の初頒布。
東7は西以上に僻地だった……
天下一キーボードわいわい会 Vol.9(天キー Vol.9)
なんとなく持ち込んだハンドモデルと、HOOK49 の展示が目を引いたらしく、
いろんな方に触っていただけました。
C107
この記事執筆時点ではまだ開催前ですが、
2日目 南2 i33ab にて参加予定です。
いつも通り、イベント限定の Reex56Mod / 67Mod のはんだ付け版 と、
夏の新作 HOOK49 / 64 のはんだ付け版+キーキャップ付属 を頒布予定です。
よかったら遊びに来てください。
コミックマーケット107 二日目 12/31
— 九嶋 八「くしま 8」@キーケットG-02 (@kushima8) 2025年12月20日
南2 i33ab 電脳甲板工廠のお品書きです
液タブ専用日本語配列自作キーボードのHOOK64/HOKK49の完成品と
トラボ搭載モジュラー式自作キーボードのReex56Mod/Reex67Modの完成品を持って行きます
ブルーアーカイブ SRT小隊… pic.twitter.com/FpieaQWHK5
おわりに
酒と仕事に忙殺された1年だったため、
キーボード関連の進捗は正直あまりありませんでした。
近年は、
「そのラインを越えたらアウトでは?」と思うようなものを見かける機会も多く、
自分なりのグレーゾーンの線引きに悩む場面もありました。
来年は、まだ出せていない HOOK64 / 49 のパワーアップ をはじめ、
Reex の 3D プリントケースやボールケースの改修、
無線化コンバージョンキットなど、
いくつか進めているものがありますので、形にできればと思います。
ZMK や PAW3395 など、壁は多いですが……
キーケット2026 には G-2 電脳甲板工廠 にて参加予定です。
進めているものをお披露目できるよう、引き続き頑張ります。
この記事は
Reex67Mod / Re64 / HHKB Professional Hybrid Type-S
で書きました。
2024自キー活動振り返りなど
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2024 の20日目の記事のおまけです。
毎年Advent Calendar用のネタにその年の振り返りをしていましたが、今年は他に書きたいネタがあったため今年は書かなくてもいいかなと思っていたのですが、自分への備忘録感も込めて毎回残していたこともあるのでおまけで書いています。
コイツこんな活動してたんだな程度の軽い気持ちでお読みください。
ちなみにメイン記事はこちらです。
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
制作物
Reex56Mod&Reex67Mod(ReexMod)

トラックボール搭載可能
ロウスタッガードでErgo配列ライクなReex56
カラムスタッガーでHHKB配列ライクなReex67
に親指部分拡張をメインとした各種拡張基板を組み込んだものがReex56Mod&Reex67Modです。
各種拡張基板郡をReexModと呼称し、それを組み込むと名前の後ろにModが付くという感じ。
昨年も書きましたが名前の元ネタはまんまゲームのModから。
昨年末に概ね完成していたので今年の制作物に入れていいか迷いましたが、頒布が今年なのでまあええやろの精神で入れてます。
初頒布はキーケット2024、その後Boothと遊舎工房さんにて頒布。
BoothではReex本体とReexModの別頒布という形を取りましたが、在庫補充の問題もあり遊舎工房さんでは元からセットにした状態にしました。
最近のBoothでの売れ行きを見ているとほぼほぼ必ずReex本体とModを合わせて買って頂いているので分ける必要あるかなと思い始めてます。
それと当初とある事情からセットでの頒布を決めたのですが、現状でもズルズルとセットのまま続いており、もうそろそろ各種拡張基板の個別頒布に移行するべきなので来年頭にでも調整します。
Reexトラックボールユニット

PMW3360ブレイクアウトボードはkbjunkyさんのものをベースに弄っており、Reexボールケースはオリジナルです。
どちらも公開していますので良ければお使いください。
どちらも昨年制作ですが、Reexボールケースの方は細々とアップデートを続けているので今年の振り返りに入れております。
元々は玉飛び出し防止用のスペーサーしかなかったんですが、スペーサーの上にカバー取り付けられるなと後々気づいて制作しました。
最初はリング型であったのですが固定性と引き換えに操作性が落ちてしまったので、思い切って固定用の爪だけでいいんじゃないかと思いたち今の形状に落ち着きました。
イベントなんかで配ったりしたおかげか、観測出来ているだけでYMGWorksさん、ゆびながモンキーさん、twoboyさん3名の方に利用頂いております。
この場を借りて感謝申し上げます。
新型ReexMod(4キー&6キー)

現状のReexでは5キーまでの拡張しか対応していないので、6キー拡張の1キーが重複キーとなっている。
ちなみにファームいじれば5キー以上対応できるのですが、とりあえず現状はこの状態で拡張してます。
現状はテスト版という扱いで親指周りの配置を微調整するかもという状態ですので、正式頒布はもうちょい先の予定。
それとLaplacianさん製作の白昼夢の青写真は面白いのでぜひプレイしてほしい。
バイナウ!
store.steampowered.com
store-jp.nintendo.com
親指シフト対応
こちらも新型ReexMod同様提供の中で生まれたもの。
現状56のみ特に告知なく配置してるので多分ほぼほぼ知られてない。
というか正式対応に格上げしてないのでまあ仕方がない。
親指シフトにいてわかってないことがあるので、そこの整理と理解が終わってから正式対応としたい。
KB2040対応(RP2040対応)
現状自分はProMicro(Micro-B)で満足していたので対応する気はなかったのですが、Type-Cで接続したいのと声があり、対応するならType-CとRP2040採用したマイコンボードにするかと決意してファームの作成を開始。
KB2040にしたのは単純に秋月で安かったのとキーボード用に設計されてるという点で気に入ったので。
ReexはType-C採用を見据えてマイコンボード接続部分に切れ込みを入れており、2.5mmコンスルーで接続出来るはずだったんですが、KB2040は接続後部ソケットがありこちらの存在のせいで2.5mmコンスルー採用を断念。
泣く泣く3.5mmコンスルーで接続対応してます。
概ね完成していますが、後述のクワッドボール対応で手が止まっている。
Reex クワッドボール対応

ということはProMicroで諦めたことが出来る!思い立ち真っ先に手を付けたのがクワッドボール対応です。
Reexは取り付けだけだが両方合わせて6つまでトラックボールユニットを配置可能。
ただ操作性とPINの余裕からして片側2つ両側4つまでが現実的かなと思いクワッドボールまでとしました。
現実的に4つ繋ぐことはないと思いますが、狙い所としては片側2つのダブルボール運用の拡張。
片側1つずつのダブルボールは実現できているので、そのバリエーションとして対応したいといった形。
片側2つの場合は片方がマウス操作ともう片方がスクロール操作となってます。
現状一部実装で詰まっており時間が取れればなんとかなりそうなので来年頭には完成させたい。
Reex用3Dプリンタ製ケース

こちらも現状のサンドイッチマウントで満足していたが、色々思うところがあり作り始める。
ReexModとトラックボール取り付け位置に対応するため、下段周りの外装をモジュール化するなどReex特有の仕様に対応するために難航中。
現状Reex56の試作版で止まっている。
ReexModに対応した外装と一部フィティングが終われば正式リリース予定。
Reex67用も作成予定。
イベント参加
C103
昨年のイベントですが昨年の記事では開催前であったので忘備録的に入れてます。
配置としては二日目東2 U29abということで初めての東館配置の壁側誕生日席ということでめちゃくちゃいい配置でした。
西と比べて人通りが多く、なにこれ的な感じで訪れていただける方が多く嬉しかったですね…
キーボードマーケットトーキョー2024(キーケット2024)
詳細は忘れましたがなんか直前に出れるか出れないかわからん状態だったのだけは覚えてますね…
とりあえずなにか出さねばということでReexModセットのみを新規で用意して、ほかは既存キットやれで乗り切った覚えがあります。
せっかくの自作キーボードオンリーだったから新作作りたかったなぁ…
それとITmediaさんの記事内でReex56Modを取り上げて頂いておりました。
改めて感謝です。
某オンリーと天下一キーボードわいわい会 Vol.6(天キー Vol.6)


オンリーの閉会時間が15時なので急いで移動すれば天キーも顔出せるということで強行軍をした覚えが…
大変疲れたので2度とこんなことはしないと思います。
C104
今回も東館だといいなと思っていたのですが残念ながら西館。
島中ではあったのですが、壁沿いであったので人通りが多く訪れていただける方も結構いたので休む暇があまりなかったですね…
キーボードフリーマーケット トーキョー(キーフリ)

コミケの頒布物を流用と後日発送でなんとか乗り切った覚えがあります。
天下一キーボードわいわい会 Vol.7(天キー Vol.7)
新作としてクワッドボールをお披露目できたら良かったんですが、この時点では動いてなかったので3Dプリンタ製のケースと新型拡張組み込んだReex56Modでお茶を濁してました。
Reex67ModとHOOK69がアスキーさんの記事内で取り上げて頂いたのがびっくりしました。
まさか2台もとは…
感謝です。
それと抽選会でHHKB当選したのはびっくりしました。
当選する前で4台持っていたので5台目です。
ちなみにHHKBStudio日本語版の雪にしました。
C105
記事を書いている時点では開催前ですが、 二日目西2 あ12ab 電脳甲板工廠 で参加します。
今回は内壁の2スペースです!!!
C102ぶりの壁です。
また壁に配置されるとは思いませんでした…
まあジャンル配置の都合可と思いますが…
新作は出せる余裕ないですが、イベント限定頒布のReex56Mod,Reex67ModとHOOK69のはんだ付けずみを中心に持ち込む予定です。
よかったら来てください。
おわりに
今年は完全新作はなくもっぱらReexModの頒布とReexの改修だけで終わってしまいました。
新作のネタとしてはReexの40%版とHOOK69の日本語配列版があるので来年はこちらを頒布まで持っていきたいところです。
キーケット2025で頒布できるといいな…
ちなみにキーケット2025はA-02で参加予定ですので良かったら来てください。
この記事はReex67ModとRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。
設計や頒布の際に気をつけるべきこと
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2024 の20日目の記事です。
昨日はm.kiさんの今年設計したキーボードの紹介でした。
XのTLで見かけるたびに新作つくられてるなと感じでいたのですが、16台も作成されてるとは驚きです…
自分は年1~2台ぐらいが精一杯な感じがありますが、来年は3台ぐらい作成したいですね…
ふと振り返ると自作キーボードの設計頒布を始めて5年ぐらい経過していたのでこれまで得た知見をまとめようかなと思い書くこととしました。
最近イベントなどで新規で自作キーボードを設計するの方と知り合いになることも増えてきたので、自分が過去にした失敗は犯してほしくないなというのが伝われば幸いです。
あくまで個人的見解をつらつらと書いているだけですので、間違っているところなどもあるかもしれませんがご容赦ください。
問題があればご指摘をお願いいたします。
それと毎年書いていたその年の活動振り返りは別記事で書いてますのでよろしければ合わせてお読みください。
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
気をつけるべきこと
データシートを読もう
自作キーボード設計というか電子工作をするにあたりデータシートを読むことは大切です。
その電子部品の使い方が書いてあるので必ず読みましょう。
ネットの情報や他人の設計を参考にすると「鼻から悪魔が飛び出しても仕様に反しない」状態で動いている場合があるので注意です。
自作キーボードですとSK6812MINI-Eという足つきのRGB LEDがそんな状態であるものが多々見受けられます。
簡単に書くと何も気にせずRP2040とSK6812MINI-Eを繋ぐと電源電圧とデータ電圧が足りていない場合があるということです。
この状態でもLEDとして動作してしまうので気にせず繋いでいることがあります。
この点についてmonksoffunkさんが詳しく解説している記事を出されていますので一度読んでおくと良いです。
データシートを端から端まで読んでいると新しい事実を見つける場合があります。
例えばKeyballやReexなどで採用されているPWM3360に付属しているレンズ(LM19-LSI)。
これはPWM3360専用というわけではなく他の同社センサでも使われているのですが、PMW3360のデータシート内にセンサから飛び出てるレンズのガイドポストを熱で溶かして固定するよう推奨項目として記載されています。
PMW3360採用した自作キーボードのビルドガイドでもこのことに言及しているものがなかった為、発見した時にはじめて知ることとなりました。
Reexのビルドガイドには溶かすよう記載しているのですが、現状このことに言及してる人は少ないのでこの機会に広まると嬉しいですね。

ライセンスの確認
自作キーボードを設計においてファームウェアやフットプリントなど必要なものをいちから自分で作成し設計することもできますが、ありがたいことにオープンソースライセンスで開発公開されいるものがあります。
入門書などを読んでも基本的にそれらを利用することを前提としているとこがあり、設計初心者であれば使わないことはまずないでしょう。
このとき気を付けて欲しいのがライセンスです。
各プロジェクトにおけるライセンスについては検索すれば詳しい記事が見つかると思いますので、こちらでは割愛させていただきます。
今回気をつけたいところがQMK Firmwareで採用されているGPLライセンスとライセンスなしで公開されているものです。
自作キーボードを頒布する場合、QMK Firmwareのコンパイル済みのもの同時に頒布することが多いと思いますが、このときGPLライセンスに従うと改変部分のソースコード公開を含んだ公開義務が発生します。
大切なのが改変部分を含んだという点であり、改変部分だけでは不十分です。
QMKをフォークし、改変部分をコミットして公開しておけば問題ないのでやっておきましょう。
ライセンスなしについてはGithub上で公開されているだけであり、Githubの規約上閲覧・フォークだけ許可されている状態ですので注意が必要です。
先日ふと気になって、ZMK FirmwareのPMW3610ドライバ(マウスセンサ)の実装がどうなっているか見てみた際に、プロジェクトのライセンスが明記されていないことに気づきました。
一部のファイルのヘッダーにSPDXにてライセンス表記はされていたのですが、この状態では記載されているファイルのみライセンスが適用ですので全体を利用するのが非常にリスキーな状態です。
個人的に許可されていない場合を除き、オープンソースがライセンスによって担保されていないものを利用するのは避けておくのが懸命です。
その為上記のドライバを含んだファームウェアの頒布は避けるべきだと個人的には考えております。
ライセンスがない状態の危険性については少し古いですが下記の記事が参考になりますので一度読んでおくと良いです。
ちなみにZMK FirmwareのDiscordにてオープンソースライセンスが明記されているPMW3610のドライバはないですか?と質問したところ、最新版のzephyrにあるよとのありがたい助言を頂きました。
ただし現状のzmkはzephyr3.5をベースとしており、最新版のzephyrは3.7ですのでバージョンの差異があるので注意です。
PMW3610を使用する場合は現状こちらのドライバをベースに開発を行ったほうが安全です。
最後にGPLとかMITとかソースコード向けのライセンスで基板データなど公開した場合の扱いってどう解釈したらいいんですかね?
個人的にはソースコードと同じ扱いと思っていますが、GPLで公開されている基板データから基板作った場合その基板にもGPLが適用されるんですかね?
誰か詳しい人いたら教えて下さい。
採用マイコンボード
基板本体に直付けする場合を除き、基本的にProMicroやRaspberry Pi Picoなどのマイコンボードを採用するはずです。
このときビルドガイドにはテストしたマイコンボードのみ動作確認が取れていますよと記載しましょう。
採用している電子部品やファームウェアの書き方によっては互換機でも動かない場合がありますので注意が必要です。
上記の文言を記載していても、動かないという問い合わせを貰い調査してみたら動作保証外のマイコンを使用していたこと多々あります。
書いていても発生していますので、書かないと大変なことになることは想像に難くないので必ず書きましょう。
即売会について
以前まで昨今の状況もあり自作キーボードを対面で頒布する機会が少なく、もっぱらBoothなどの通販での頒布が中心でしたが、今年から開催したキーケットなどもあり即売会に参加する設計者も増えていくことかと思います。
即売会慣れしている人は少ないかと思いますので気をつけるべき点も記載しておこうかなと思います。
キャッシュレス対応
自作キーボードのキットを頒布するとなると単価が1万円を超えることが多いため、キャッシュレス端末を用意するとよいです。
代表的な所で言うとSquareやUSEN PAYなどがあり、イベント参加時のみ使用することを考えると月額利用料が無料のところを選ぶと良いでしょう。
参加者捌き
自作キーボードという特性上サークル前に人が集まりやすい傾向にあります。
そのため自分のサークルスペース前が埋まり、参加者が隣のサークルからこちらのサークルを見ている場合が多々発生します。
この状態では隣のサークルからしたら迷惑の何者でもないので見つけ次第自サークル前だけから見るように注意したほうが良いです。
個人的な触感ですが参加者が即売会に慣れていないように見受けられ、列形成などについてわかっていないことが多いです。
参加者が慣れていなく上記のような状況になってしまうのは仕方がないところもありますので、サークル主が注意を向けて迷惑になっていないかどうか気を配ることが大切です。
どうもならないようであればすぐさまスタッフを呼んでください。
隣のサークルさんに頼んでもいいですし、巡回しているスタッフを捕まえてもいいです。
おわりに
最初にも書きましたが個人的見解ですので、間違いなどはご容赦ください。
つらつらと書いてみましたが、思った以上にネタがあったなぁという印象です。
書こうと思えば「キースイッチをなぜ南向きに配置するのか」などまだ書けるネタはあるのですが長くなったのでまたの機会にしたいと思います。
明日はせきごんさんの記事です。
予定タイトルが書かれていないので何について書かれるのか楽しみです。
この記事はReex67ModとRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。
2023自キー活動振り返りなど
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2023 の19日目の記事です。
自分への備忘録感が強いですが、コイツこんな活動してたんだな程度の軽い気持ちでお読みください。
制作物
Reex56 Reex67

トラックボール搭載可能
ロウスタッガードでErgo配列ライクなReex56
カラムスタッガーでHHKB配列ライクなReex67
元々は以前作成したRe64の使用者からロータリーエンコーダを付け替えられるよう取り外せるようにしてほしいとのご意見を頂いたので、モジュール式Reシリーズのがベースとベースとなっています。
途中KeyBallなどのトラックボール搭載型に影響を受け、ロータリーエンコーダ以外も搭載できるようにと設計を変更し、今へと至っています。
設計開始は意外と古く、22年12月頃から開始してました。
開始後すぐにHOOK69への注力やこちらの設計の行き詰まりなどで開発を一時中断。
今年頭にやっと作成を再開し、5月頃完成といった自分の中では最長のプロジェクトになりました。
ちなみにProMicroを採用していたりと一昔前で、若干最近のトレンドに乗れていないのはそこら辺の設計を更新せずに進めたからという身も蓋もないだけです。
Reexで一番開発の時間の掛かったポイントとしてはトラックボール関連。
ケースもセンサ位置など課題点が多く、血反吐吐きながら開発するはめに。
完成後は若干燃え尽きてた燃え尽きましたが、出来上がったケースの設計と玉の高さを抑えるために基板本体下部にセンサモジュールを取り付ける方式は今見てもいいものだと自負しております。
ちなみにケースはこちらで公開しているので良かったら使ってください。
余談ですが名前は元々トラックボールなしのものをそれぞれReex56、Reex67と命名し、各種拡張ごとに名前を付け足す予定でした。
初頒布の際、トラックボールユニット同梱版をReex56、Reex67として出してしまったので、現状形となっています。
こんな事情から他の拡張モジュール付けたのはReex56Mod、Reex67Modと別名称つけてリリースする運びとなりました。
Reex56Mod Reex67Mod

上記のReexに各種Modパーツ(拡張基盤)を組み込んだもの。
名前の元ネタはまんまゲームのModから。
改造パーツに近い立ち位置になってしまったのでこの名前にしました。
これを書いている現状ではキー拡張4種、ロータリーエンコーダ拡張の計5つほど。

キー拡張は配置するスペースがあれば片側に1つ搭載可能。
使用しているPINの都合で同一側にトラックボールとロータリーエンコーダは併用できませんが、右側にトラックボール、左側にロータリーエンコーダと言った構成は可能になってます。
元々はReexとの同時リリースを予定し、モジュール自体は早々に完成していたのですが、ファーム部分の調整に思った以上に時間が掛かりリリースまで時間を要しました。
Mod作成に合わせてReex用トラックボールケースのカバーも作成。
トラックボールの操作感と固定はトレードオフだと考えており、操作感のために飛び出し防止用のスペーサーしか設置してないストロングスタイルだったんですが、やっぱ固定用のカバーあって付けるか付けないかは選んで貰ったほうが良い感じたので。

今後頒布するキットにはすべてカバーは付属する予定です。 以前に購入された方はすみませんが下記でカバーデータ公開しているんで、ご自身でDMM.makeなどに発注して付けてください。
キー拡張の接続ですが電線を使用する想定です。
元々コンスルーでの接続を考えていましたが、それですと欲しい位置にキーを拡張しずらく使い勝手の向上に繋がりにくかったので、キーの位置を優先した結果電線をでの接続となりました。
初っ端から電線をはんだ付けすると後戻りが出来ないので、とりあえずはスルーホール用のテストワイヤで試してもらってから、電線をはんだ付けしてもらう予定です。
それと試作品段階のもで、ジョイスティック拡張とタッチパッド拡張の2つが存在しています。
こちらのファーム含めての完成の見込みは現状未定。
あとはQMK0.24で3Dマウスが対応されるらしいのでReexに組み込めないかと考えてたりもします。
TKS4

某オンリー用に開発した4キーマクロパッド。
前々から参加するために設計してたが、色々あって2年ぐらい眠ってました。
裏面のボトムプレートにはシルクまたはレジストでのイラストを仕込んであります。 イラスト基盤は1回やってみたかったのでやれて満足してます。
現状中国国内限定ですがJLCでフルカラーシルクのサービスが開始してるとのこと。
グローバル向けでも作れるようになったらこれのフルカラー版を試してみたい。
設計中,開発中
Reex42
以前作成したRe42のReexアップデート版みたいなやつ。
REEX56とREEX67関連の開発が終わったら作成しようと温めてる状態。
いい加減ProMicroじゃなくてRP2040使いたいなと言う気持ちもあるので、設計練習兼ねて色々と変更して盛り込むかも。
イベント参加
天下一キーボードわいわい会 Vol.4

このときはDMM.makeで作成をしていたので結構時間とお金が飛びました
素直に3Dプリンタをこのときに買っておけばよかったと後悔してます
某オンリー

TKS4を頒布したイベント。
ちなみに日程の都合でReexの初頒布はここ。
遊舎工房フリーマーケット2023.05

C102

壁配置には変わりないので結構嬉しかったですね。
天下一キーボードわいわい会 Vol.5

この直前で3Dプリンタを購入。
色々作るのが面白くなって55mmボール用ケースを試作。
Reex67に組み込んで展示してました。
使い心地に関しては察してください…
C103
記事を書いている時点では開催前ですが、
二日目東2 U29ab 電脳甲板工廠 で参加します。

はんだ付け済みのReex Modの初頒布を予定しているので気になった方は来てください。
あとの頒布物としてはHOOK69の完成品やマウスパッドとデスクマットなどです。
開発メモ
ロータリーエンコーダの押し込みをDIP Switchに割り当てる
ロータリーエンコーダの押し込みはキーマトリクス内に仕込むのが一般的である。
ただ元々ロータリーエンコーダを搭載していなかったキーボードに仕込む場合や、とある都合でマトリクスに仕込む余裕がない場合がある。
そこで使えるのがこのDIP Switchと呼ばれる機能。
詳しくは下記を参考に実装してほしいが、1PIN空いていればこの機能が使用可能。
押し込み時のみ動作するようににファームを書けば押し込みを割り当てることができる。
シリアルLED 3.3V問題
みんな大好き足つきシリアルLEDのSK6812MINI-Eは3.3V信号には未対応。
Raspberry Pi Pico搭載の自作キーボードで上記のシリアルLEDを使う場合は5Vにレベルシフトしようねというお話。
詳しくは後で書くかも。
LOFREE x KAILH Full POM Low Profile Switches 対応
最近販売が始まったKailhのロープロスイッチ。
国内だとDaily Craft Keyboardさんでの取り扱いが始まっている。
こちらの対応したキーボード設計であるが、Kailh choc v1対応フットプリントの中央穴のサイズを4.9mmに変更するだけで対応可能。
Pinの形状はKailh choc v1そのままに中央の突起部分がKailh choc v2と同じ大きさといった感じである。
トッププレートは1.2mmらしいが、手元の1.6mmで試したところこの厚さでもあまり問題ないように見受けられる。
EVQWGD001(水平ロータリーエンコーダ)
以前軽く調べて取りまとめたことがあったが再度記載したほうがいい気がしたので取り上げました。
水平回転が特徴だが、データシートのない謎の部品。
個人的な調査だが、こちらほぼほぼSONY VAIO R505などに搭載されていたジョグダイヤル。
搭載されていたPCが2000年前後のものなので、推測だがこの部品も生産から20年ほど経過していることになる。
当時品のデットストックがどこからか発掘されAliExpressで捌かれている模様。 以前市場流通在庫がまとまってあるのを発見したので、国内の問屋経由でまとめて購入出来ないか何社か問い合わせたが何処も不可能との回答を貰ったことがある。
結構前にAliExpress経由で手元に100個ほど確保してみたが、若干動作が怪しく錆びついているも個体もあった。
クローン品が出回っているといった話も聞かないので、今ある市場在庫分が尽きたなら終わりと言った部品。
小型で回し心地や操作性も良いが、キットに採用する際は壊れた際の修理や耐久性などリスクとリターンをはっきり理解してから使うことをオススメする。
Kailh ロープロソケットの取り付け方向
MX版のソケットの方は取り付け方向を間違えることは少ないと思うが、ロープロ版のソケットは上下反対にしても実装出来てしまうので注意が必要。
取り付け方向としては、キースイッチのPinが上に来るようにした時にソケットに印字されているKailhの刻印が
書き下げになるようにソケットを配置するのが正しい。

Automatic Mouse Layer
いつ頃追加されたのは知らないが、いつの間にか対応していた機能。
名前の通りポインティングデバイスを動かすと自動的にレイヤーを移動してくれる便利機能。
特定レイヤー時のみ機能を機能を有効化など出来たりするので、トラックボール搭載型であれば是非とも使いたい機能。
おわりに
年1機以上設計作成して頒布するという個人的目標はなんとか達成し、振り返るとコミケなど各種イベントに結構参加してたなといった一年でした。
来年は今のところ作りたい完全新作のアイディアがないので、既存の改良や派生品のが中心になる予定。
あとキーケット申し込みしてみたので、受かるといいな…
この記事はReex67ModとRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。
2022年自キ活動ふりかえり
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2022 の4日目の記事です。
3日目の記事はtakashicompanyさんの2022年 個人的な自作キーボードトピック 15選でした。
半導体不足と為替相場の影響と忙しさから今年はあまり活動できませんでしたが、
個人的忘備録として2022年の活動を記載しました。
こんな活動してたんだぐらいの軽い気持ちでお読みください。
HOOK69

TKさんのアイディアを元に作成した一体型。
今まで基本的に自分が欲しいもの作ってみたいモノしか設計製造してこなかったので、
他人のアイディアや要望を聞いてをそれを形にするといったのは初めてでしたので大いに刺激を受けました。
設計開始は昨年の10月末頃。
液タブ上面に設置するぐらいしか決まっていなかったので、必要キー数や配列など要望を聞き取り何パターンか提案。
当初は分割型での提案をしていたのですが、一体型を要望されたのでめっちゃ長くなりました。
色々と考えると分割型のほうが良かったのではと考えが残っていたのですが、
実際に設置して試用してみると一体型のガッシリとした設置感が良かったので分割型にしなくてで正解でした。
まあ一体型でめっちゃ長いので運搬や頒布が辛いことになりましたが…
自分としては初めてのChoc V1と水平ロータリーエンコーダー(EVQWGD001)の採用。
ロープロはCherryMLで痛い目を見たのと種類があまりないので興味がなかったのですが、
今回の使用用途を鑑みての起用。
CherryMX互換の厚さだと液タブ上面に設置したときに打ちにくいですからね…
水平ロリコンに関しては昨年自分でフットプリント作成したのでとりあえず使ってみたかったのが本音。
開発の中で一番の課題であったのは液タブ上面への取り付け。
背面に引っ掛けるモノを取り付けて液タブ上面に設置するまでは決まっていたのですが、
肝心の引っ掛けるためのモノがなかなか決まりませんでした。
これは液タブ上面の形状がほぼ全てバラバラゆえ、基準となるものがなかった為です。
とりあえず確認できる自前のCintiq 13HDと原案者のCintiq 22 FHDで問題なければOKという判断落ち着きました。


当初アクリル製のカードスタンドを引っ掛けるためのモノとして採用していたのですが、
開発途中でミニブックエンドを加工しフックにするのをネット上で見かけこちらに採用を切り替えました。
使用する液タブ上面の形状にあわせて曲げられなおかつガッシリとした安定感があるので気に入っております。

試作品自体は昨年末には完成し、今年の頭頃送付し使用感の検証と確認を依頼。
問題点の洗い出しをして配線や細かい箇所などを形状を変更をするのに時間が取れず。
さらに基盤発注してからも色々とあって時間が取れず頒布に至るまで1年ほどかかりました。
自分では思いつかないような視点で作成できたので色々と勉強になった一品です。
現在は遊舎工房で委託中ですので、よければ是非。
https://shop.yushakobo.jp/products/5657
Reex60&Reex70
新作にReex60とReex70っての作ってます
— 九嶋 八「くしま 8」@キーケットG-02 (@kushima8) 2022年1月22日
オプションでトラックボールとか使えるような設計ですのでがんばります#自作キーボード pic.twitter.com/f7vb20bk9a
Keyballなどに影響を受けて昨年から勧めている分割型。
Ergo配列インスパイアのReex60とHHKB配列インスパイアのReex70を並行開発中。
中央下部に各種モジュール接続用にPINを配置し、
トラックボールやタッチパットなどを搭載するお子様ランチ的なキーボードです。
やりたいことに対して自分の知識不足がめちゃくちゃあるので開発速度が鈍足なのがネック。
現状は基盤自体の配線や形状見直しとトラックボール部分の受け部分の設計とタッチパットの設計で絶賛停止中。
来年上半期までには試作品完成させて頒布を目指しております。

イベント参加
BOOTHと遊舎工房での委託という顔が直接見えない状態での頒布をしていたので、
前々からイベントでの頒布をしてみたいと思っていたので今年はコミケとフリマに参加しました。
色々と忙しい時期だった故準備がままならなかったですが、
使用感を直接聞けたりと、実際に直接人と対面しての頒布は大いに刺激をもらえました。
次参加する機会があればキレイな展示をしてみたいです…


次回頒布予定していたC101には残念ながら落選しましたが、
金曜日 東X26b つけもの大事件
にて委託頒布予定です。
頒布物としてはHOOK69とReex用に用意しているPMW3360ブレイクアウトボードを予定してます。
PMW3360の方は現在開発中のベアリング受けが間に合えば付属したものになります。

おわりに
今年は大きな決断したら結構時間食われたのと諸々あったのでHOOK69ぐらいしか活動できませんでした。
来年はオプション含めReexの完成を目指して活動出来ればと思います。
この記事はRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。
マクロレンズはいいぞ
はじめに
この記事は KEEB_PD Advent Calendar 2021 の15日目の記事です。
キーボード #1 Advent Calendar 2021 の13日目と キーボード #3 Advent Calendar 2021の1日目 にも記事を書きましたので、よければ御覧ください。
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
14日目の記事はBeariaさんのはじめて塗装したはなし?(KEEB_PD Advent Calendar)でした。
自作キーボード沼に入る前、若干ながらカメラ沼にハマっておりその際に出会った一本のマクロレンズの紹介記事です。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art
まずはこの画像をみて頂きたい。
こちら全てカメラ本体:Canon EOS Kiss X7,レンズ:SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artにて撮影。
正直に言いますがX7はAPS-Cサイズかつ型落ちの機種で本体がレンズに負けている状態です。
それにも関わらず、この描写力。
たまらないと思えませんか。
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Artのおかげでキレッキレの写真が撮影できるのです。
このレンズの魅力はその圧倒的な解像感とヌケ感。
カミソリマクロなんて異名もあります。
ではこちらを用いてキーボードなどを撮影するとどうなるか、御覧ください。

おわりに
いかがでしたか。
被写体に接近して撮影することの多い自作キーボード撮影において、このマクロレンズは相性が良いと思い紹介してみました。
このレンズは5万円代と高額ですが、高級自作キーボード一台分と考えるとお安く見えてくるんじゃないでしょうか。
もしマクロレンズをお探しでしたらこちらのレンズを購入してみてください。
世界が変わりますよ。
この記事はRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。
2021年自キ活動ふりかえり
はじめに
この記事は キーボード #1 Advent Calendar 2021 の13日目の記事です。
キーボード #3 Advent Calendar 2021の1日目と
KEEB_PD Advent Calendar 2021 の15日目
にも記事を書きましたので、よければ御覧ください。
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
cyberdeckarsenal.hatenablog.com
12日目の記事はたねやつさんの3Dモデリングとキーキャップについてでした。
ZBrushCore持っているので機会をみて自分も挑戦してみようかなと思えるいい記事です。
一昨年天キーVol.3にてクロパットのGZR89C、GZR89D頒布、 昨年遊舎工房とBoothにて分割型キーボードRe40、Re64、Re42頒布と 今年で自作キーボードを初めて3年目となりました。
個人的忘備録として2021年の活動を記載したので、 こんな活動してたんだぐらいの軽い気持ちでお読みください。
Re42_Rev2 & Re64_Rev2

以前頒布していたRe42とRe64のRev2です。
基本的機能は昨年頒布していたRev1と変わらず、ちょっとした改修と内容物が主な変更ポイント。
準備自体は昨年からはじめて今年の8月ごろから頒布しました。
基板面の改良点はLEDの増設とキースイッチの取付方向の変更の2点。
1点目はバックライトだけじゃなくてアンダーグローも欲しいなと思いLEDを増設。
バックライトだけじゃなんか足りなくなってしまったので。
配線的にバックライト分を実装してからじゃないとアンダーグロー分だけは実装できないが、 どちらか片方のLEDだけ付ける人なんてごく少数だろということで問題なしとしました。
2点目に関しては、北向きスイッチだとCherry Profileキーキャップ使用時に 中心列(R3,R4)のキャップがスイッチに当たる問題を解消するために対応。
当たると言われても、Re64にGMK White-on-Blackを載せ常用していてまったく気にならなかったが、 知ってしまったのでLED増設するしこちらも対応するかの軽い気持ちで変更してみた。
内容物に関してはロータリーエンコーダ部品の変更とノブとステッカーの追加。
ロータリーエンコーダは以前、絶縁軸、クリックあり(24/1回転)、プッシュスイッチ0.5mmのPEC12R-4222F-S0024を採用していたが、
やっぱロータリーエンコーダといえばノンクリックだよなと思い変更してみた。
選定にあたり10品ほど様々な部品を取り寄せ比較してみて、
EC11E1834403という金属軸、クリックなし、プッシュスイッチ1.5mmというのが個人的に気に入り採用。

ロータリーエンコーダの取り付け位置選択式だし、
自分の手にあうノブを探して買って欲しいとの思いでノブを同梱していなかったのだが、
キット付属してると楽だよなと思い入れてみた。

ここらへんの部品に関しては ロータリーエンコーダやトラックボールなどのキースイッチ以外の入力部品について - CyberDeckArsenal に書いてありますのでよかったらお読みください。
Re93
理由はおぼろがだが、ファンクションキーが欲しいとの声が確かあったので設計、頒布してみた。
Re64をベースに外周を一回りキーを増やした一品。
個人的にこのサイズになるとコストが掛かるのと1台作るだけで労力がかかるので、現状の在庫分だけで頒布終了の予定。
TKLサイズのキットがあまりない理由がわかった気がします。
ステッカー
自作キーボードキットにはステッカーがよく入っているけど自分は作ったことがなかったよなぁと思い立ち作ることに。
ロゴだけの普通のだと面白くないなと思い、Re40などのテスターをしていただいたうつぼさんにご協力頂いて、各種キーボードを擬人化したキャラクターを描いていただきました。
どれも可愛いキャラクターですごい満足しています。
こちらは描いていただいた各キャラクターの設定画となります。#自作キーボード pic.twitter.com/B6Sae1fgDM
— くしま 8「九嶋 八」@ 自作キーボード Re42_Rev2 Re64_Rev2 Re93委託中 (@kushima8) 2021年7月28日
それとせっかく描いていただいたのでこの娘たちのコミッションを依頼してみました。
キーキャップ
東亜重工フォントが出るという告知をみて、これでキーキャップ作ったらカッコいいんじゃねと思い立ちやってみた。
遊舎工房のレーザー刻印サービスで一式作成。

作ったら作ったで満足してしまったので、Re64_Rev2の遊舎工房店頭展示品に装着しています。
お立ち寄りの際はご覧ください。
SignFrame71

創作物に出てくるキーボードを試しに作ってみようとの試みから生まれたキーボード。
好きな作品かつ手持ちの資料できそうなものはと探してみたところ、
境界線上のホライゾンに出てくる極東勢の表示枠がいけそうだと思い作成。
自分としては初の一体型でして、基板が届いた際デカイという感想が一番に飛び出てきました。
今の所頒布予定ないですが、試作品の余りがあるので欲しい人がいればお問い合わせください。
それと以下でデータ公開しています。
HOOK69(仮)

とある方のアイディアを元に現在作成中の一品。
液タブの上面に配置して使う用なので細長い。
初のリバーシブル設計かつロープロ、EVQWGD001という水平回転ロータリーエンコーダに対応。
現状ちょっと盛り込みすぎて配線がキツキツなので一旦見直しが必要かも。
頒布に関しては未定。
Rex12(仮)
トラックボールとかジョイスティックに対応したキーボード作りてぇという欲求を検証するための実験機。
現状、半導体不足の影響でトラックボール用センサ基板の作れず止まっていたが、なんとかなりそうな目処が立ったため再始動中。

ここでの検証結果を元にして新型60%キーボードを設計する予定。
おわりに
昨年末からRe64でEndgameかなぁと思っていたのであんまり活動していませんでしたが、 色々と制作意欲を刺激されることがあり再びEndgameを目指し再始動しました。
来年はHOOK69(仮)とRex12での実験結果を元にした新型を出せればなと思います。
この記事はRe64とHHKB Professional Hybrid Type-Sで書きました。




